海士の本氣米通信 Vol.6〜Vol.10

海士の本氣米通信 Vol.6

2017年3月24日 にぎやかな食卓研究所にて

東京に「本氣米」拠点誕生!

3月24日に東京「にぎやかな食卓研究所」にて「本氣米を美味しく食べる会」を行いました。料理家の方に料理をしていただき、海士で起きている、長期的な「本氣」の取り組みについて背景を含めお話しさせていただきました。

すでにブランドとして認知されている「隠岐牛」は、本氣米の稲わらを飼料とする代わりに、堆肥を田んぼの土づくりに活かしています。ブランド化が進んでいる岩牡蠣「春香」の牡蠣殻を肥料とする一方で減農薬の米作りによって海の水をきれいにするなど、「島の循環」が本氣米の中には詰まっていることなどをお話ししました。

参加していただいた方からは、「島の循環や、取り組みの背景になっている農家の高齢化などについての話を聞きながら食べる本氣米がより一層美味しく感じた」などと好評をいただきました。

その結果、「にぎやかな食卓研究所」で行われる各種イベント時には、海士の本氣米をご利用いただけることになりました。東京にて、背景となるストーリーも一緒に「海士の本氣米」をお伝えする拠点が誕生したことになります。

春になり、田んぼでは荒起こしという土づくりの作業がほぼ完了し、種まきが始まっています。2017年度産の本氣米も是非とも応援よろしくお願いいたします。

今月の農家さんメッセージ
波多剛さん

海士の本氣米通信 Vol.7

2017年4月29日 海士町東地区(真奥)ため池清掃の様子。左の写真から右のような状態へ。真ん中上の写真が約90年前に手作りで作られた真奥ため池。休憩時間に田んぼの水の順番を相談してます。

今も残る共同作業=水路清掃!

4月29日(土)に本氣米の田んぼにも使う、ため池の水路清掃がありました。お米づくりは機械化が進んで、今では田植えや稲刈りも少人数で出来るようになりました。しかし、パイプライン化されていない海士のお米作りの場合、ため池の水路清掃はどうしても人の手で行うことになります。総延長10?にわたる水路を10人程度のメンバーで清掃します。写真左から右のようになり、清掃後、水を通すときはとてもいい気持ちです。こうした共同作業を通じて、古来日本では「地域をおもう気持ち」を培ってきたのだと思います。田んぼを守ることは、共同作業を通じた「地域をおもう気持ち」を守ることにつながると思っています。

農薬を使わない種の処理に挑戦!

各農家さんでは田植えに向けた「種まき」が順調に進んでいます。今年から新たな挑戦として、通常は農薬処理された種を購入するところ、農薬処理されていない種を購入し、微生物を利用した防除剤(農薬カウントされないもの)を使って独自の処理を行いました。少しでも農薬を減らし、岩牡蠣「春香」の海をきれいに保つ循環に少しずつ挑戦しています。

今月の農家さんメッセージ
山中進さん

海士の本氣米通信 Vol.8

2017年5月27日 創業110年の老舗お米屋さん「山田屋本店様調布本店」 にて隠岐フェアを実施し、農家さんと一緒に本氣米をご紹介しました。

幻のブランド米=本氣米へ!

5月27日(土)に銀座三越と町田小田急に「米屋彦太郎」として店舗を持つ山田屋本店さんの調布本店にて「隠岐フェア」を実施しました。本氣米の田んぼにミネラルを補給してくれている岩牡蠣「春香」の大きな牡蠣フライなど海の幸と一緒に本氣米をご紹介してまいりました。

銀座と町田の百貨店内では1kg=1,800円という最高値を付けていただいており、生産量の限られた「幻のブランド米」としてご好評をいただいております。

農家さんとお米屋さんの会話の中で、今年作っている本氣米をレベルアップする秘策についても話が進んでいましたので、ぜひご期待ください!

田植えが終わり、生育順調です!

海士の田植えは5月中旬頃がピークとなります。今年も本氣米生産組合のそれぞれの農家さんの田んぼで田植えが完了し、生育も順調に進んでおります。

田んぼが広がる島の風景は、夕日が映り込んだり、夜になるとホタルが乱舞したりと、本当に毎日癒されています。ぜひ一度、ご来島ください!

今月の農家さんメッセージ
村上良夫さん

海士の本氣米通信 Vol.9

本氣米の田んぼを含む棚田の風景。この風景を見たくて、遠回りすることもよくあります(浅井)。

記録的な少雨にも負けずに!

海士は5月と6月が平年の3割しか雨が降らないという記録的な少雨となっています(平年が2ヶ月で300mm程度のところ、今年は85mmしか降水がありません・・・)。7月に入って先日30mmだけ久しぶりにまとまった雨が降り、ほんの少しだけホッとしている状況です。

東京の杉並区程の大きさの島なので、大きな川がない中で、ため池や水路をみんなで作って、みんなで守ってきたのが海士のお米作りの実際です。小さな島だからこそ、水環境の厳しさがある一方で、潮風にミネラルが豊富に含まれているからこその、お米のおいしさもあります。これからも、小さな島だからこその美味しい本氣米を追求します。

ため池の水はギリギリ!

春にみんなで水路清掃をした、ため池の水も写真の通りギリギリの状況が続いています!皆様からも少しだけ「海士に雨が降りますように」とお祈りしていただければ嬉しいです。

そんな中、農家さんの努力でなんとか本氣米は順調に育成中です。10月のお届けから新米となりますお楽しみに!

今月の農家さんメッセージ
竹中城太郎さん

海士の本氣米通信 Vol.10

2017年7月19日@都電テーブル向原店(東池袋)「にぎやかな食卓研究所 うれしいモノコト会議」にて

東京で「本氣米」をご紹介!

都会に住んでいても、地域の商品・サービス作りに関わりたい!という想いを持った方が集う「うれしいモノコト会議」にて本氣米を取り上げていただきました。

100年先、1000年先にも、島の米作りが続いていくため、お米を「作る人」と「買う人」の「長く続く関係性」を小さく地道に作っていけたらいいなと思っています。

今回は本氣米生産組合の7人の農家さんそれぞれご紹介し、参加者のみなさんに、それぞれの農家さんのキャッチフレーズを考えてもらいました。今回は、参加していただいた方も10名程度の小さな一歩ですが、少しずつ関係性を深めていく楽しさを体感できました。

東京飲食店初登場!米福@恵比寿

東京恵比寿にある「お米が主役の和食店・米福」にて、7月21日より土鍋で炊いた「海士の本氣米」を食べることができるようになりました!「食べログ」でも3.7を超える人気店(偏差値で計算すると75超え!)が、東京で本氣米を食べられる最初の飲食店となったことが本当にうれしいです。ぜひお立ち寄りください!

今月の農家さんメッセージ
村上良夫さん